セミナー開催レポートブログ

Claude Codeでリンク集サイトを作って公開する方法|要件定義からサーバーまで

開催日
2025年8月25日(月)21:00–22:00
講師
KEITO
セミナー開催レポートブログ Claude Codeでリンク集サイトを作って公開 講師KEITO 2025年8月25日開催

Claude Codeを使うと、日本語の指示だけでリンクツリー型の1ページサイトを作り、レンタルサーバーで公開できます。参考画像からAIに要件定義を書かせ、Claude Codeでサイトを生成して言葉で直し、最後にドメインとサーバーを用意してファイルを上げる、という流れです。

2025年8月25日のProcevoの講座では、講師のKEITOが、Claude Code(https://docs.anthropic.com/claude-code)でSNSのプロフィール代わりになるリンク集サイトを作り、エックスサーバー(https://www.xserver.ne.jp/)で公開するまでを実演しました。参加者も同じ手順で手を動かすワークショップ形式でした。

リンクツリー型サイトを作る4つの手順の図。Claudeで要件定義、Claude Codeで生成、言葉で直して画像を入れる、ドメインとサーバーで公開

今後のセミナー予定

Claude Codeでサイトを作る流れは?

講座で示した大まかな手順は次のとおりです。

講座の全体の手順のスライド。要件定義の作成からClaude Codeでの作業、修正、画像の組み込み、リファクタリングまで
前提条件のスライド。Claudeの有料課金、Claude Codeのセットアップ、テキストエディタ、サーバーとドメインの課金
  1. 参考画像をもとに要件定義を作る
  2. Claude Codeに要件を読み込ませる
  3. プロジェクトフォルダのパスへ移動する
  4. Claude Codeでサイトを生成する
  5. 自然言語で修正を繰り返す
  6. 画像やアイコンを入れてフォルダ構成を整える
  7. 使っていない要素をリファクタリングする
  8. サーバーへアップロードして公開する

セミナーというよりワークショップ形式で、参加者も同じ手順を手を動かしながら進めました。コードエディタ(Cursorなど)のインストールと、ドメイン・サーバーの契約が前提になります。契約前の確認用にテスト環境も用意されていました。

要件定義はAIでどう作る?

最初のステップは、完成イメージに近いスクリーンショットをAIに渡し、「Linktreeのようなリンク集サイトを、HTMLの静的1ページで作るための要件定義を書いて」と頼むことです。構成は必ず1ページに収め、情報が1画面に収まる形式にする、といった制約を最初に書いておくと、あとからの修正が減ります。

要件定義を作成するスライド。Claudeでじっくり考えると検索をオンにし、模写する参考画像とサンプルプロンプトを渡す

講座ではClaudeを使いましたが、ChatGPTなどでも同様に進められます。出てきた要件定義はざっと確認するだけでよく、細かいデザイン調整はコーディング中の対話で繰り返す前提です。

要件定義と参考画像はどこに置く?

できた要件定義はテキストエディタに貼り付け、末尾の「この要件に基づいて開発を進めることで〜」といった余分な一文は削ります。ファイル名は scop.md(講座ではこの綴り)などのMarkdownにし、参考にしたサイトのスクリーンショット2枚とあわせて、専用フォルダ(例: linktreesite)に入れます。この3点セットが、Claude Codeへの最初の材料になります。

Claude Codeに渡す材料の図。専用のフォルダにscop.mdと参考サイトのスクリーンショット2枚を入れ、そのフォルダでclaudeを起動して頼む

Claude Codeでサイトはどう生成する?

ターミナル(macOS)またはPowerShell(Windows)でプロジェクトフォルダへ移動し、claude を起動します。フォルダごとドラッグしてパスを渡すか、cd のあとにパスを指定します。日本語を含むパスやOneDrive配下だと、環境によって移動や権限でつまずくことがあります。講座では、パスを短く単純な場所へ移す、PowerShellを最新にする、といった対処が紹介されました。

プロジェクトファイルのパスに移動するスライド。cd のあとにフォルダをドラッグ&ドロップしてEnterキーを押す
Claude Codeで作業を始めるスライド。claude で起動してから、scop.md のとおりにリンクツリーサイトを作るよう頼むプロンプト
Claude Codeが最初に作ったリンクツリー型サイト。プロフィール、プロセボの紹介、YouTubeやXなどのリンクボタン

起動後は、次のような指示を一度に出します。

  • scop.md のとおりにリンクツリーサイトを作成する
  • デザインは参考画像2枚を踏まえる

Claude Codeはフォルダ内に index.html やCSS、JSなどを書き出します。途中で許可を求められたら内容を確認して進める、という使い方です。生成が終わったら index.html をブラウザで開き、ローカルプレビューで形を確かめます。

修正や画像の差し替えはどう頼む?

一発目の見た目で終わらせず、気になる点を日本語で伝え続けます。プロフィール画像の差し替え、不要なキラキラ絵文字や過剰なアニメーションの削除、ボタン横アイコンの変更などが典型例です。音声入力アプリで長めの指示をまとめて投げる使い方も紹介されました。

商用利用できる無料イラスト素材サイトの画面。人物のイラストが並ぶ
Claude Codeがコードを書き換え、プロフィール写真が入ったリンクツリー型サイト

アイコンや写真は、あらかじめフォルダに入れてから「このファイルを使って」と指示すると確実です。商用利用可能な無料のイラスト・写真サイトや、画像生成でアイコンを作る方法もあわせて紹介されました。リンク先URLの修正も同じ対話の中で行えます。こだわりすぎると時間がかかるため、講座では一度区切りをつけて公開手順へ進みました。

使っていないコードはどう片づける?

ある程度形が固まったら、「使っていないHTML要素やアニメーション用のコードを削除して」とリファクタリングを依頼します。残った不要コードが減ると、その後の修正も安定しやすくなります。Claude Codeは作業ディレクトリを把握したまま対話を続けられるため、ファイル名を指定するだけで画像の差し替えも進められます。

Claude Codeに使っていないHTML要素やアニメーション用のコードの削除を頼み、不要コードが減るとその後の修正が安定しやすくなる流れの図。

ドメインとレンタルサーバーはどう用意する?

ローカルでできたサイトをインターネットに出すには、ドメイン(サイトの住所)とレンタルサーバー(ファイルを置く場所)が必要です。講座ではドメイン取得サービスでの申し込みを試したあと、レンタルサーバー「エックスサーバー(Xserver)」側でサーバーとドメインをそろえる流れを実演しました。申し込み画面では、余計なオプションが付いていないか、支払い内容を確認してから進めるよう注意がありました。

お名前.comでドメインを取得するスライド。.comや.ne.jpの部分を購入し、今回はテスト環境を用意したと説明
エックスサーバーのレンタルサーバーのトップページ

2026年11月時点の公式料金では、エックスサーバーのスタンダードプランは初期費用0円、契約期間ごとの月額換算で3か月契約1,320円〜36か月契約990円(税込)です。表示の月額は分割払いではなく、契約期間分の一括前払いを月あたりに換算した額です。最新の金額とキャンペーンは公式の料金ページ(https://www.xserver.ne.jp/price/)で確認してください。

契約後はサーバーパネルでドメインとサーバーを結びつけ、反映を待ちます。ファイル転送用にはFTP(またはブラウザ上のファイルマネージャ)のアカウントを用意し、公開用ディレクトリ(多くの場合 public_html)だけが見えるよう読み取りディレクトリを絞ると安全です。

サイトを公開する準備の図。ドメインはサイトの住所、レンタルサーバーはファイルを置く場所で、契約、結びつけ、アカウントの用意、public_htmlへのアップロードの順に進める

サーバーへはどうアップロードする?

完成したフォルダを、サーバーの public_html 配下へアップロードします。複数人が同じ共有サーバーに上げる演習では、フォルダ名を人ごとに変えないと上書きし合うため、名前の重複に注意が必要です。講座ではブラウザのファイルマネージャからフォルダ作成とアップロードを行いました。

公開後にスタイルが崩れる場合は、CSSや画像がサーバー上に無いことが多いです。ローカルでは css や images フォルダごと揃っていても、アップロード漏れやパスのずれで崩れることがあります。ファイルマネージャで index.html と同階層に必要なフォルダがあるか確認し、足りなければ追加で上げます。検索に載せたくない練習用ページには、インデックスさせない設定を入れる方法も触れられました。

公開後に崩れたときの確認の図。public_htmlの中の自分のフォルダで、index.htmlと同じ階層にcssとimagesのフォルダがあるかを見る

うまく進めるコツは?

  • 要件定義でデザインの骨格を決める:色や1ページ構成を先に書いておくと、生成結果が安定しやすい
  • 参考画像とMarkdownを同じフォルダに置く:Claude Codeがすぐ参照できる
  • パスは単純な場所を選ぶ:日本語パスやクラウド同期フォルダは環境によってつまずきやすい
  • 修正は短い指示の積み重ね:一度に完璧を求めず、プレビューを見ながら直す
  • 公開前にフォルダ構成を揃える:CSS・画像・JSの欠けが崩れの主因になりやすい
  • 契約画面はオプションを確認する:ドメインとサーバーの費用は公式の最新情報で確かめる
要件定義、参考画像とMarkdown、パス、修正、フォルダ構成の確認点と契約画面の注意をまとめた図。

参考サイトのURLを渡すだけでも近いページを作れる一方、見た目の裏にある構成まで正確に取るには、画面キャプチャや要件の文章を足した方がよい、というやり取りもありました。逆に、既存サイトのHTMLを渡して「デザインだけ整えて」と頼む使い方もあります。

Webサイトを作って本番環境に公開するまでを3日かけて進めた回はバイブコーディングの始め方|写真からWebデザイン案を作るスキル実践とバイブコーディングでサイト設計|FigmaのワイヤーフレームとVercelテスト公開です。

まとめ

  • リンクツリー型の静的1ページは、要件定義→Claude Code→画像投入→サーバーアップロードの順で公開できる
  • 要件定義は参考画像付きでAIに作らせ、プロジェクトフォルダのMarkdownに保存する
  • 生成後は自然言語とローカルプレビューで修正し、最後にリファクタリングする
  • ドメインとレンタルサーバーを契約し、public_html へフォルダごとアップロードする
  • 公開後の崩れは、CSSや画像のアップロード漏れを疑う
  • 料金やプランは変わるため、契約前に公式サイトで確認する

よくある質問

Claude Codeとは?

Anthropicのコーディング向けエージェントで、ターミナルからプロジェクトフォルダを指定し、自然言語でファイルの作成や修正を依頼できます。公式サイトは Claude Code(https://claude.com/product/claude-code) です。

プログラミング未経験でもサイトを公開できる?

本講座の流れでは、HTMLを一から手書きする必要はありません。要件定義と修正指示を日本語で出し、生成物をブラウザで確認しながら進める形です。ただしターミナル操作やファイルのアップロード、ドメイン契約の画面操作は必要です。

公開後だけレイアウトが崩れるのはなぜ?

多くの場合、CSS・画像・JavaScriptのファイルがサーバーに上がっていないか、パスがずれています。ファイルマネージャで index.html と同じ階層に必要なフォルダがあるか確認してください。

エックスサーバー以外でもよい?

静的なHTMLを置けるレンタルサーバーや、GitHub Pages・Netlify・Vercelなどの静的ホスティングでも公開できます。講座では共有のレンタルサーバーへのアップロードを実習しました。

要件定義はどのAIで作ればよい?

ClaudeでもChatGPTでも構いません。参考画像を添付できるモデルを選び、1ページ構成や色の指定など制約を先に書くのがポイントです。

画像やアイコンはどこから用意する?

商用利用可能な無料のイラスト・写真サイトを使う方法と、画像生成でアイコンを作る方法が紹介されました。使うファイルはプロジェクトフォルダに入れてから、ファイル名を指定して配置を依頼します。

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