セミナー開催レポートブログ

WordPress MCPとClaude Codeの接続方法|お知らせ投稿と画像設定まで

開催日
2026年4月20日(月)21:00–22:00
講師
KEITO
セミナー開催レポートブログ Claude CodeでWordPress MCP接続しスキルで投稿 講師KEITO 2026年4月20日開催

Claude CodeとWordPressをMCP(AIに外部サービスの操作を渡す接続方式)でつなぐと、元ページのURLを材料に、お知らせの文章を作って投稿できます。講座では画像も本文とアイキャッチに設定しました。ただし、当日使ったWordPress MCPだけでは画像をアップロードできず、別の処理を追加しています。

2026年4月20日21時からのセミナーでは、講師のKEITOが自分のWordPressサイトを使い、プラグインの設定からClaude Codeでの投稿まで実演しました。接続確認ではClaude Codeを開き直し、投稿時にはMCPトークンも設定に渡しています。

講座で使ったWordPress MCPとClaude Codeのセットアップマニュアルの表紙と到達目標。

今後のセミナー予定

Claude CodeとWordPressをつなぐと何ができる?

WordPress MCPは、Claude CodeからWordPressの投稿などを操作するために、サイト側の機能を渡すプラグインです。KEITOはイベントを紹介する元ページのURLをClaude Codeに渡し、自分のサイトの「お知らせ」に文章と画像を掲載する流れを見せました。

WordPress MCPの追加、認証情報の用意、Claude Codeの接続、文章と画像の投稿という当日の4つの流れ。

当日の作業は次の4つです。

  1. WordPress MCP プラグインを入れる:GitHubのリリースページからZIPを取得し、管理画面でアップロードする。
  2. MCP プラグイン側の設定画面で認証情報を用意:プラグイン側のトークンと、ユーザープロフィール側のアプリケーションパスワードを準備する。
  3. Claude Code にまとめて設定指示を投げる:設定指示を渡し、接続を確認する。
  4. 自然文で投稿依頼:元ページのURLを渡し、お知らせと画像の投稿を頼む。
講座のマニュアルに示されたプラグイン追加から投稿までの4つの流れ。

元情報が別の場所にあるときほど、この使い方が合うとKEITOは話していました。WordPressから情報を書き始めるなら、管理画面で直接投稿したほうが早い場合もあるそうです。

始める前に何を用意する?

最初に必要なのは、操作先のWordPressサイトです。サイトがまだなければ、接続設定を進められません。講座ではLocalという環境で動かしたテストサイトを使いました。

準備する3つのものはWordPressサイト、Claude Code、MacまたはWindowsの実行環境。

準備するものは3つに整理できます。

  1. WordPressサイト:投稿先を先に用意する。
  2. Claude Code:設定と投稿指示を送る。
  3. 実行環境:実演はMac。WindowsではGit BashかUbuntuを使う説明がありました。
講座で操作したLocalのテストサイト。WordPressサイトを先に用意してから接続した。

Windowsについては、マニュアルをMac中心に作ったため、Git BashかUbuntuを使う案内がありました。PowerShellだけで進める場合は設定が変わり、エラーに応じて調整が必要とのことです。

WordPress側には何を入れる?

当日はAutomatticのGitHubリリースからwordpress-mcp.zipを取得し、WordPressの「プラグインのアップロード」から入れました。管理画面のプラグイン検索では見つからなかったため、ZIPを使っています。

当日はZIP取得、WordPressでの有効化、MCP設定の確認という3つの順に進めた。

WordPress側で行った作業は3つです。

  1. ZIPを取得:当時のAutomatticのGitHubリリースから入手。
  2. アップロードして有効化:WordPressのプラグイン画面から追加。
  3. 必要な機能をオン:MCP設定で作成・更新とREST APIの項目を確認。
WordPressのプラグイン画面でZIPファイルを選んでアップロードする操作。
WordPress MCPの設定画面。作成、更新、削除、REST APIの各項目が並ぶ。

設定画面には削除ツールもありますが、KEITOは削除ツールは要らないかもしれないと補足しました。REST APIを強調したのは、投稿がうまくいかない例が多かったためだそうです。

接続に使う認証情報は何?

講座ではMCPトークンとWordPressのアプリケーションパスワードを準備しました。どちらも接続のための秘密の値で、画面に表示された文字列は記事の画像に残していません。

マニュアルではアプリケーションパスワードを基本にしていましたが、当日の実演ではMCPトークンも設定に渡しました。

MCPトークンはプラグイン側、アプリケーションパスワードはWordPressのユーザープロフィール側で発行する。
  • MCPトークン:WordPress MCPの設定画面で発行。当日の画面では有効期間を30日に設定しました。
  • アプリケーションパスワード:WordPressのユーザープロフィールで発行。画像アップロード用の設定にも使いました。
WordPress MCPのトークン画面で有効期間を30日に設定した場面。発行済みのトークンは写っていない。

アプリケーションパスワードは発行時に控えておく必要があります。WordPress公式のアプリケーションパスワードの説明でも、生成後にコピーして保管し、必要がなくなれば取り消せると案内しています(2026年11月時点)。

Claude Codeにはどう接続する?

KEITOはマニュアルの指示文を自分の環境に合わせ、サイトURL、ユーザー名、アプリケーションパスワードを書き換えてClaude Codeに渡しました。同時にWordPress MCPのZIPも渡し、設定を依頼しています。

設定指示を渡し、Claude Codeを起動し直して、MCP一覧の接続状態を確認した3つの流れ。

接続確認までの流れは3つです。

  1. 指示を渡す:サイトURL、ユーザー名、アプリケーションパスワードを自分用に直した設定指示とZIPを渡す。
  2. 起動し直す:設定後にClaude Codeを閉じ、再び開く。
  3. 接続状態を見る:MCP一覧にWordPress MCPが接続済みと出るか確認する。
Claude Codeに接続設定を依頼するマニュアルの見出しと説明。
マニュアルにあるWordPress MCPの接続確認の説明。設定後にClaude Codeを起動し直して接続状態を見る。

最初の確認ではMCP一覧に表示されず、Claude Codeを再起動した後に接続を確認できました。接続設定を加えただけで投稿が始まるわけではなく、投稿先と作業内容を伝える段階が続きます。

画像付きの投稿には何を足した?

当日使ったWordPress MCPには画像投稿の機能がなかったため、KEITOはWordPressの画像投稿APIを使う処理をClaude Codeに作らせました。文章の投稿と画像のアップロードを組み合わせた構成です。

当日の構成では文章の投稿をWordPress MCPが担当し、画像のアップロードは追加したAPI処理が担当した。
  • 文章の投稿:WordPress MCPでお知らせを作成・更新する。
  • 画像のアップロード:追加したAPI処理で元ページの画像をWordPressへ送る。

この追加処理のために、アプリケーションパスワードも設定に入れています。現在の別プラグインで、同じ構成がそのまま使えるとは限りません。

お知らせ投稿はどう頼んだ?

実演では元ページのURLを渡し、WordPressサイトのお知らせに投稿するよう依頼しました。画像は元ページから使い、アイキャッチと本文の両方に含める指定です。

実演の依頼には元のURL、WordPressのお知らせという投稿先、画像の使い方の3点を入れた。

指示に含めた要素は3つでした。

  1. 元のURL:お知らせの材料になるページを渡す。
  2. 投稿先:WordPressサイトのお知らせに投稿すると指定する。
  3. 画像の使い方:元ページの画像をアイキャッチと本文に使うよう頼む。

最初の指示にもWordPressサイトのお知らせへの投稿は含まれていましたが、どの接続先かは明示されていませんでした。Claude Codeが投稿先を探し回ったため、2回目にはMCPで設定しているこのサイトだと限定しています。途中でMCPトークンを設定に渡し忘れたことにも気付き、追加しました。その後、投稿が通っています。

講座のマニュアルにあるMCP経由のテスト投稿の完成イメージ。

実演ではどこまでできた?

Claude Codeから作成したお知らせがWordPressの投稿一覧に加わり、元ページの画像も取り込めました。参加者からも投稿できたとの反応があり、別の参加者は既存のお知らせを元に日付を変えた投稿を試していました。

後半にはNano Banana Proを使う画像生成スキルでアイキャッチ候補を3枚作成。KEITOが1枚を指定すると、WordPress側でアイキャッチとして設定されました。ただし、実演用サイトの表示設定ではアイキャッチが公開画面に表示されず、設定の成功とサイト上の見え方は分けて確認しています。

生成したアイキャッチ候補の一つを画面で確認する様子。

運用するときに何を確かめる?

講座の画面で作ったMCPトークンは有効期間を30日にしていました。KEITOは継続利用するなら更新が必要と話し、差し替えやすい設定にしておく案を挙げています。アプリケーションパスワードも、投稿権限を持つ認証情報として扱う必要があります。

運用時にはトークンの期限、作成や削除などの操作権限、公開画面での画像の見え方を確認する。
  • トークンの期限:講座の画面では30日に設定。期限後の差し替えを運用に含める。
  • 操作権限:作成・更新・削除をどこまで許すか、MCP設定で確認する。
  • 公開前の見え方:画像をアイキャッチに設定できても、サイト側の表示設定によっては見えない。
WordPress MCPのトークン管理画面。発行済みトークンの状態と期限を確認できる。
WordPress MCPの設定保存後の画面。作成、更新、削除など操作別の切り替えが見える。

AIに外部操作を任せる際の権限設計は、Claude Codeのセキュリティ設定|自動承認と権限設計で起きた7つの事故と防ぎ方の回でも扱っています。設定を再利用するためのスキル作成は、Claude・Codexのスキルの作り方|NotionマニュアルとGmail通知の自動化が関連します。スマホからDiscord経由でClaude Codeに作業を頼む構成は、Claude CodeとDiscordを連携|スマホからAIエージェントに仕事を頼むで紹介されています。

当日使ったプラグインは今も使える?

2026年11月時点、当日使ったAutomatticのWordPress MCPは保守を終了し、リポジトリもアーカイブされています。4月の映像にあるZIP取得先や設定画面は、当時の記録です。新たに導入する場合は、WordPress側が案内するMCP Adapterの導入手順を確認してください。別のプラグインなので、画面や接続手順をそのまま置き換えることはできません。

4月の実演で開いたAutomatticのWordPress MCPのGitHubリリース画面。ZIPファイルの配布欄。

まとめ

  • Claude CodeとWordPressをMCPで接続し、元ページのURLからお知らせを投稿した
  • 当日はWordPressサイト、Claude Code、実行環境を用意し、プラグインと認証情報を設定した
  • 当日使ったMCPだけでは画像を送れず、画像投稿APIを使う処理を追加した
  • 投稿先を言い直し、MCPトークンを設定に追加したあとに投稿が通った
  • 画像の設定後もサイトの公開画面で表示されるかは別に確認が要る
  • 当日使ったプラグインは2026年11月時点で保守終了。新規導入では現行の案内を参照する

よくある質問

WordPressサイトがなくても試せますか?

接続先のWordPressサイトが必要です。講座ではLocalのテストサイトを使い、その管理画面にプラグインを入れました。

Windowsでも同じ作業ができますか?

Windowsでも進められるとKEITOは説明しました。講座ではGit BashかUbuntuを使う案内があり、PowerShellだけで進める場合は設定の調整が必要とのことです。

MCPトークンだけで画像も投稿できますか?

当日使った構成では、それだけでは画像をアップロードできませんでした。WordPressの画像投稿APIを使う処理と、アプリケーションパスワードを追加しています。

設定後にWordPress MCPが一覧に出ない場合は?

Claude Codeを閉じて開き直すと一覧に出ることがあります。講座では再起動後に接続を確認し、接続先で再接続する操作も勧めていました。

アイキャッチ画像を設定したら、サイトにも表示されますか?

サイトの表示設定によります。実演ではアイキャッチの設定はできましたが、公開画面には表示されませんでした。

当日のWordPress MCPを新しく入れてよいですか?

2026年11月時点では新規導入に向きません。当日使ったAutomatticのリポジトリはアーカイブされているため、現行のMCP Adapterの案内を確認してください。

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